リベンジ転職成功へ!新卒就職活動で不採用になった企業へ再挑戦!

新卒時の就職活動で自分が希望する企業に行けず、数年後に中途採用として、その会社に再びチャレンジすることをリベンジ転職と言われています。

特にリーマンショックや東日本大震災などで経済環境が厳しく、就職氷河期と言われた時代においては、自身の希望がかなわず、新卒の就職活動では入ることができなかった会社に対して、その数年後にリベンジ転職をする方が多くなる傾向にあります。

今回は、そのリベンジ転職に関して、成功のポイントはもちろん、その手前に理解しておくべきことなどをご紹介したいと思います。

リベンジ転職とは新卒の就活で入ることができなかった会社に再びチャレンジをすること

< 理解のポイント >

  • 「リベンジ転職」という言葉は、就職氷河期(1990年代後半~2000年代前半)後にできた造語。
  • 新卒の就活で志望していた企業に受からず、その数年後に中途採用で、新卒時に志望していた企業にチャレンジをすること。
  • リベンジ転職に成功しても、入社後にイメージと合わずに苦しむケースも多々あるので注意が必要。

リベンジ転職とは?

企業の採用というのは、経済の影響を大きく受けるため、同じ企業の新卒採用においても、数年後には募集人数や競争率が大きく変化します。

そのため、1990年代後半~2000年代前半の就職氷河期や2008年頃のリーマンショック、2011年の東日本大震災など、その時に新卒として就活をした方は、企業が採用を抑制したため、新卒募集の競争率が上がり、厳しい就活を強いられた方が多くいます。

まさしく、就活の”外れ年”となります。

そのため、その外れ年にあたってしまい、就活が上手くいかなかった方は、その「悔しさ」、その時に志望した企業への「憧れ」等の感情が、ずっと心の中にあり、リベンジ転職に動く方が多く見られます。

同じ大学の後輩が、自分が志望していた企業からどんどん内定を取っている姿や、ニュースで売り手市場という言葉を見ることが、リベンジ転職の動機となるケースが多いようです。

リベンジ転職をする前に事前にポイントを押さえましょう

筆者においても、就職氷河期からリーマンショック前までの若手採用加熱時に、人材会社でキャリアアドバイザーをしており、リベンジ転職を夢見て登録をされてきた方と数多く面談をしました。

特に、就職氷河期が終わり、リーマンショック前までの期間は、経済が上向き、それに加えて団塊世代のリタイアや氷河期で新卒採用を抑制したことによる組織ピラミッドの不均衡が発生し、それをリカバーするために若手の中途採用熱が非常に高まった時期でした(この時に第二新卒というキーワードも誕生)。

そのため、多くのリベンジ転職希望者と面談をし、その想いや気持ちを聞き、色んなアドバイスをしてきました。

その方々の中には、リベンジ転職に成功をした方もいますし、残念ながら上手く行かなかった方もいらっしゃいます。

そして、リベンジ転職には成功したものの、せっかく志望した企業と自身のイメージが合わず、苦しんでいる方々も実は多々見てきました。

リベンジ転職と言っても、安易に考えるのではなく、事前にしっかりと考え、本当にリベンジ転職をする必要があるのかを含め、ポイントを押さえなければなりません。

リベンジ転職で本当に得たいものは何か?リスクはないか?本当にリベンジすることが必要か?

< 理解のポイント >

  • リベンジ転職と言っても、ただの転職活動。転職する理由や必要性が本当にあるのかを考える。
  • 新卒採用と中途採用は違う。新卒採用は人物面を、中途採用はスキル面を主に見られるため、リベンジをしたい企業に対して、活かせるスキルを持っていることが必要。
  • 大手人気企業の場合、新卒だからこそ入ってメリットがある会社も多数。中途で入社してもメリットが少ない可能性も。

転職の目的は何か?リベンジ転職で得られるものは何か?

通常、ポジティブさやネガティブさの違いはあれ、転職をする理由は、何かのきっかけや目標があり、今の状況を改善すること、目標に向かって自分を向上させることにあります。

そして、そのきっかけや目標、目的は、給与であったり、就業時間であったり、仕事内容であったり、何でも構いません。

大事なのでは、転職を通して、今の状況が改善されたり、目標に近づいたりすることが重要です。

それがなく、今の状況や単純なきっかけだけで転職をしてしまうと、転職をした後に後悔する結果となってしまいます。

リベンジ転職を考える方に多く見られる傾向として、今の仕事であったり、人から刺激を受けたりしたことをきっかけに、就職活動で入れなかった会社に対して、新卒時の憧れや後悔の念が蘇り、衝動的に転職活動に動く方が多くいらっしゃいました

今の会社から転職することが、客観的に見て本当に意味のあることなのか、今このタイミングで転職すべきなのか、しっかりと考えた上で動き始めることが重要です。

新卒採用と中途採用の違い

新卒採用において、主に人物面(性格や志向、考え方等)に重きを置いて、企業側は採用を検討する傾向にありますが、中途採用では異なります。

中途採用においては、主にスキル面(仕事の経験、知識等)に重きを置かれます。

そのため、これまで身に付けてきた仕事の経験や知識が、リベンジを考えている会社とあまりにもかけ離れている場合、スキル的要素を重視して判断される転職活動においては、良い結果を得られる可能性は非常に少なくなってしまいます。

また、転職活動においては、これまで培ってきたスキルを評価されることで、条件面や任される仕事内容も変わってきます。

行動に移す時には、新卒採用と中途採用の違いを理解した上で、本当にリベンジ転職をするべきか考える必要があります。

大手人気企業の注意点

リベンジ転職の対象となる企業として、新卒就職活動時に、人気を博した大手企業のケースが多く見られます。

ただし、大手人気企業の場合、新卒で優秀な人材が多く採用ができるため、中途社員が少なく、中途で活躍できる環境が整っていない企業が多々あります。

そのような企業にせっかく転職をしたとしても、新卒のプロパー社員が優遇され、頑張ってもなかなか昇格や昇給に恵まれないケースもあります。

このように、新卒で採用されるからこそメリットを享受できる大手企業というのも存在するため、中途採用で入ってもメリットがある会社かどうかはしっかりと判断しましょう。

就職をすることがゴールではなく、実際に働くことで、達成感や充実感を得ることが重要になるため、その辺も踏まえた上で冷静に考える必要があります。

リベンジ転職をする時に準備しておくこと

リベンジではなく、中途採用としてチャレンジできるか?

リベンジ転職と言っても、ただの中途採用です。

先ほど述べたように、中途採用の場合、スキル面で活かせるところがなければ、そもそも採用をしてもらうことが難しいため、まずは自身のスキル面における強みを整理しましょう。

自身のスキルと志向により、チャレンジができる範囲は決まります。

やりたいという志向だけではなく、それに加えてスキル面で活かせるものがあるかが重要です。

面接で何を伝える?

中途採用となるため、新卒の時の憧れをもとに、ただ入社したいという志向だけを伝えても、企業側は採用したいと思えないでしょう。

先ほども述べたように、活かせるスキルがあることで、企業側も活躍できるイメージを持つことができます。

そして、そのうえで、入社したいという想いを伝えることで、短期的ではなく長期的に働いてもらえるイメージやモチベーション高く働いてもらえるイメージを企業側は持つことができます。

最後に

リベンジ転職について、慎重な考えをつらつらと述べてしまいましたが、リベンジ転職が良くないということではありません。

要は、リベンジ転職と言えど、通常の中途採用であり、新卒時の想いは横に置いておいて、色々な選択肢を考えた上で、冷静に判断する必要があるということです。

その上で、結果としてリベンジ転職となる方は、通常の中途採用と考え、自身のスキル、転職理由、その企業への志望動機(憧れではなく、活かせるスキルと志向の観点で)を考え、チャレンジすることが成功の秘訣となります。

リベンジ転職は慎重に。

今回は以上となります。

 

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